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伝統工芸「笹野一刀彫」来年の干支の縁起物づくり
米沢市の伝統工芸「笹野一刀彫」の工房で、来年の干支の縁起物づくりが最盛期を迎えています。
職人の手の中で作られているのは、来年の干支「ウマ」の木彫りです。
サルキリと呼ばれる専用の大きな刃物を使う笹野一刀彫は、江戸時代、米沢藩主の上杉鷹山公が武士の冬の副業として奨励し、現在も地域に受け継がれています。
市内にあるこちらの工房では、50年以上前から一刀彫の技を生かして干支の縁起物をつくっています。
職人たちは、白いコシアブラの木に刃を入れ、凛と立つウマの姿を丁寧に削り出していました。
【戸田賢太郎さん】「ウマは前に突っ走っていく、いい意味で前向きに物事が進んでいくようにと、思って作っている」
作業は来月中旬まで続き、合わせておよそ700体がつくられる予定です。
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