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「啓翁桜」 西川町では出荷開始
冬を鮮やかに彩る「啓翁桜」。
県内有数の産地である西川町では出荷が始まりました。
「こちらの啓翁桜、先端までたくさん花芽がついています。今はまだつぼみですが、咲く姿が楽しみですね。『啓翁桜』は温度を調節しながら育てることで冬に花を咲かせます。」
山形の気候とすぐれた栽培技術により生産量は日本一を誇ります。
出発式には町やJAの職員らおよそ30人が出席し、品質の良い「啓翁桜」を安全に出荷できるよう祈願しました。
JAさがえ西村山によりますと、今年は夏の猛暑や水不足の影響で、葉が落ちたり変色したりする被害がありましたが、出荷量は平年並みのおよそ50万本を見込んでいるということです。
この「啓翁桜」、近年は国外での需要も高まっていて、ベトナムや香港などに向け、今年はおよそ3万本の輸出を予定しています。
「今年もいい花が皆さんに楽しんでもらえるんじゃないかということで、ぜひ皆さんからお買い求めいただき、啓翁桜のきれいさを改めてさくらの良さを認識していただきたいと思っている。」
出荷作業は来年の4月上旬まで続き、きょうの出荷分はあす東京・大田市場で競りにかけられます。
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