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上山市の蔵王猿倉スキー場 救助訓練

今月19日にオープンを控えた上山市の蔵王猿倉スキー場では、リフトの緊急停止を想定した救助訓練が行われました。

「今から一人あがるから、もうちょっと待っててね。」

救助技術の向上や職員の安全への意識を高めることを目的に毎年行われている訓練には、スキー場のスタッフや上山市消防本部の隊員らおよそ30人が参加。

リフトが停電により緊急停止し、16人が取り残されたという想定で行われ、消防隊員が竿状の「レスポール」と呼ばれる道具を使って救助していきました。

「緊急停止したリフトからまずは子どもを救助していきます。子どもの不安な気持ちに寄り添い、優しい声をかけながら救出していきます。」

「常に声をかけてくれて小さい子どもも安心して待つことができていました。」

小さい子どもの利用客が多い蔵王猿倉スキー場。

子どもの安全には特に注意を払って営業していくとしています。

「毎年気づきがあって、『これはこうしたほうがいい』『もう少しスピーディーにやるためにはこうしたほうがいい』と。お客様にわかりやすい説明をするためにはこういう表現をしたほうがいいなと、さらに進化をさせてやっていきたいと感じました。」

蔵王猿倉スキー場は今月19日にオープン予定です。