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「料理人の卵たち」が県産食材を使った料理に挑戦

山形市では、「料理人の卵たち」が県産食材を使った料理に挑戦しました。

山形市の山形調理師専門学校では、3年前から毎年、県が提供する県産食材を使った調理実習を行っています。

今回使うのは山辺町のコメを食べて育った銘柄豚「舞米豚」と県の伝統野菜「山形赤根ほうれん草」。

これらの食材でしゃぶしゃぶと豚の炭火焼きをつくります。

プロの料理人から手ほどきを受け、2年生およそ20人が地域の食材をより美味しく食べるための料理に挑戦しました。

食材本来の美味しさを引き出すために、様々な工夫を施しています。

赤根ほうれん草の時は、根っこも食べるので、切り込みを入れて食べやすくしている。

「(根っこに美味しさが詰まっている?)はい。」

山形赤根ほうれん草は特に冬になると甘みが増すため、根の部分も余すことなく使います。

さらに舞米豚の調理では…。

「(切れ込みを入れるのはなぜ?)火が入りやすくするため。」

「七輪を学校で使ったことがない。きょうはじめて使う。」

「(ちょっとドキドキ?)はい。楽しみです。」

初めてだらけの作業となりましたが、調理から盛り付けまで丁寧に仕上げていました。

「持っただけでふわふわ。美味しい。シンプルな調理法だからこそ赤根ほうれん草と豚の甘みがより引き立つ。」

調理にあたった学生たちも県産食材の魅力を改めて感じていました。

「ジューシーでやわらかくて美味しい。根っこの方がすごく甘くて美味しい。」

家で炊いてきた白米とともに味わう生徒も。

「(白米にあう?)あいますやっぱり。地元が山辺で舞米豚を食べて育ってきたので、美味しい。これ(舞米豚の美味しさ)をどんどん広めていきたい。」

「甘みがすごい出ていて舞米豚らしい美味しさがでていると思う。調理する人がいないと僕たちの豚肉とか食材は消費者に美味しく届かないので、本当に頼もしい。」