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県立加茂水産高校の生徒たちが育てたカキの試食会

鶴岡市では、県立加茂水産高校の生徒たちが育てた「カキ」の試食会が開かれました。

鶴岡市の県立加茂水産高校では水産科の3年生の課題研究としてカキの養殖に取り組んでいます。

きょうは漁業関係者らを招いた試食会が開かれました。

提供されたのは生徒が自分たちで育てた「マガキ」。

今年7月にかごの中に稚貝を入れて加茂の港などに沈めると、およそ3カ月の間かごを引き上げ中を掃除したり、かごを交換したりして大切に育ててきました。

去年はおよそ9割が死んでしまいましたが今年は早い時期に海に沈めたことが功を奏し、当初およそ1センチの「マガキ」が大きいものでは10センチほどに成長したということです。

その味は・・・。

「身が最初の頃は入っていなかったが大きくなりおいしかった。」

試食会に参加した漁師からは、評価する声が上がる一方、今後さらに身の入りがよくなるよう研究してほしいなどのアドバイスが送られていました。

「まだ身が小さい。まだまだかな。風味は良かった。これがここのカキ養殖だよとブランドになれば良いですね。」

生徒たちは後輩たちに養殖の技術やポイントを引き継ぎ、更に良質な「マガキ」が育つよう挑戦してほしいと話していました。

「次の世代にこれから課題研究してもらい、そこでまた新たにブランド化を目指して研究してほしい。」