昨夜11時15分ごろ、青森県東方沖を震源とする地震が発生し、八戸市で震度6強を観測しました。

マグニチュードは7.6と推定されています。

県内では酒田市、村山市、中山町で震度4、広い範囲で震度3を観測しました。

「かなり強かったので、案外近いところかなと思った。」

「サイレンが鳴って、気づいて、横揺れがかなりしました。」

県内での被害は確認されていません。

今回の地震を受け、気象庁は「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を2022年の運用開始以降初めて発表しました。

後発地震注意情報とは？

山形地方気象台に聞きました。

「昨日発生した地震のあと、さらに大きな地震が発生する可能性があるということをお伝えして、皆様に今後の地震に対する備えをしていただきたいというのがこの情報の主旨。」

対象地域は、北海道から千葉県の太平洋側を中心とした182の市町村です。

実際に後発の地震が起きる可能性は1パーセントほど。

山形県は対象地域外ですが、1週間程度、巨大地震への備えが必要です。

「1週間経ったからといって可能性がなくなったわけではありません。また、必ず発生するということではないので、ご留意いただければ。」

越谷防災管理官は、避難場所や経路の確認、水や食料の備蓄など、地震に対する備えを進めることが重要と話します。

「避難の準備や寝室の倒壊物の対策など改めてしていただくとともに、常日頃から備えていただければなと思います。」