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山形市のもみじ公園「冬の装いに」

そして平地では木々が冬の装いです。

山形市のもみじ公園では、「雪囲い」の作業が進められています。

「秋は紅葉で色付いていた木々も今はすっかり葉が落ち、冬支度が進んでいます。雪囲いは冬ならではの光景。この景色もまた良いですよね。」

雪の重みで枝が折れないようにする「雪囲い」は、積雪が増える前におこなわれます。

紅葉の名所「もみじ公園」では、今月上旬に作業が始まりました。

マツなど高さがあり、枝の硬い木には中央に立てた支柱から垂らされる縄で枝を吊る、「雪吊り」がおこなわれます。

雪がきれいに積もるように支柱をまっすぐ立て、縄と縄の間隔が均等になるように仕上げるのが職人の腕の見せ所です。

「縄の高さを隣と合うようにバランスを見ながらやっている。縄掛けの高さを揃えるのは、来園してきた方が、見た時に美しいなと感動する見た目の良さを考えながら作業している。」

またサツキなど背丈が低く、横に広がる木には竹で覆う「屋根掛け」がおこなわれます。

「綺麗に掛けたところを、あっ良いなという感じで見てくれれば最高。」

こちらの観光客は、初めて雪囲いを見たそうです。

「雪から守るための対策がしっかりされているところとか、長崎ではあまり見られないので、対策がすごいなと思った。」

もみじ公園の雪囲いの作業は今月20日ごろまで続きます。