YTS NEWS

News

山形牛の競り 物価高の影響も

牛肉の需要が高まる年末年始を前に、山形牛の競りが行われました。

山形牛の審査会と競りを行う「枝肉共進会」は、飼育技術とブランド力を向上させようと、毎年開かれています。

県内各地で飼育された黒毛和牛141頭が出品され、東京や九州の卸業者が競りに参加しました。

注目の最高賞に選ばれた山形牛の価格は。

【森山アナウンサー】「大きくて立派なチャンピオン牛が登場しました。値段は一体いくらまで上がるのか。会場には緊張感が走ります、皆さん静かにモニターを見つめています。(どよめき)7173円です」

今年の最高賞は尾花沢市の尾崎牧場の牛で、平均価格のおよそ2.5倍の最高値がつきました。

近年、物価高の影響で牛肉の需要が低迷する一方、エサ代などは高騰し、生産者は厳しい経営を余儀なくされています。

【インタビュー】「エサ代は高止まりでずっと推移していて、経営的には苦しいが、生産者なので良いものを作るのが使命。家族、友人、色々な仲間とみんなで賑やかに食べていただければ」