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村山市で県内初の「赤ちゃん食堂」

村山市で県内初の赤ちゃん食堂が開かれました。

ご飯を食べるのは赤ちゃんだけではありません。

集まったのは0歳9か月から1歳3か月の赤ちゃんとそのお母さん、4組です。

この取り組みは、村山市で助産院を開業している田中美咲さんがオクヤマ食堂と協力して開催しています。

参加費は一組500円。

全員が初対面です。

赤ちゃんたちのメニューは、おかゆと、野菜をたっぷり使った離乳食。

食べ終えた赤ちゃんたちはお母さんと離れ、田中さんたちに預けられます。

「赤ちゃんたちが遊んでいる間、お母さんたちはというと、温かい食事を楽しんでいます。普段は子どもを気にするがあまり食事もろくに取れないお母さんたちがほっと一息付ける時間です。」

お母さんたちは少しの間、子どもたちと離れて久しぶりの温かいごはんを味わいました。

「預かってもらってゆっくりお話ししながらご飯を食べられたのですごくリフレッシュになった。同じ悩みを持っている人がいっぱい周りにもいることを知ったので、自分だけじゃないと心が軽くなった。もっと広まってほしい。子ども食堂は聞いたことがあったんですけど、赤ちゃん食堂はなかなかないと思うので、どんどん田中さんに頑張ってほしい。」

「自分は一人じゃないんだなとか、こんなこと言っても受け入れてもらえたとかそういうほっとする時間温かい居場所を地域で作っていけたらなと思う。」

赤ちゃん食堂は月に一回の開催を予定していて、今後は、企業による補助金を活用した運営を検討しています。