県立保健医療大学は、高齢者ケアなどに関する人材交流や共同研究を目的に、カナダの大学と協定を結びました。

県立保健医療大学と協定を締結したのは、カナダのノーザンブリティッシュコロンビア大学です。

カナダ西部に位置する看護学部のある州立大学で、地域の少子高齢化や医療人材の不足が進むなど、山形と同じ課題を抱えているということです。

「山形の高齢化はより加速している。私たちもすぐに直面することになるので、学ぶことはたくさんある。」

今回の協定により、2つの大学間で、高齢者のケア分野に関する教員・学生の人材交流や共同研究、研究成果発表会などを進めていきます。

「今後、カナダと日本の超高齢化社会の中で、困っていることについて解決策を持っているので、それをお互いに広めて、世界に広めたい。」

県立保健医療大学が海外の大学と協定を結ぶのは、アメリカや台湾などに続き6校目です。