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江戸時代から続く師走恒例の「裸餅つき」

江戸時代から続く師走恒例の「裸餅つき」が米沢市で行われています。

「ヨイヨイヨイ、ヨイヨイヨイヨイヨイ」

米沢市の千眼寺保呂羽堂に伝わるこの餅つきは、江戸時代初期に寺のご利益で飢饉を克服した地元の人たちが感謝と豊作を願って始めたとされる伝統行事です。

きょうは雪が降る中、早朝からさらしを巻いた地元の男たち22人が380年以上歌い継がれてきた「もちつき歌」に合わせ、天井めがけて勢いよくもちをつき上げていました。

「そりゃ!(天井に餅)この時期になったかと感じる。おいしく食べて良い年を迎えてもらいたい。」

出来上がったおよそ300キロの餅は午後2時半ごろまで寺に集まった人たちに振舞われます。