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ヘリで資材運搬中にけが 航空事故と認定 調査
先月、山形市でヘリコプターを使った荷下ろし作業中に作業員が大けがをする事故があり、国土交通省がきょう現地調査を行いました。
先月24日、山形市上宝沢で送電塔の解体現場からヘリコプターを使って荷下ろし作業を行っていた際、地上にいた作業員の男性が重さ1.5トンの鉄骨に接触し右足の骨を折る大けがをしました。
国土交通省航空局はこの事故を航空事故と認定し、きょう運輸安全委員会の航空事故調査官2人が現地に派遣されました。
「事故の原因究明に向けて調査が進められています当時の作業に問題がなかったか確認するため現在、機内の状況を調べています。」
調査官はまず、機体に不具合がないかを点検。
また、関係者の立ち合いのもと、事故当時、地上に4人いたとされる作業員の立ち位置や作業の流れなどを確認していきました。
「詳細について写真も撮ったのでそれを持ち帰って確認した上でフライトレコーダー等も預かるのでどのような挙動をしていたのか確認していきたい。」
運輸安全委員会は今回の現地調査などを踏まえて原因を分析した上で、再発防止策を検討していくとしています。




