日本銀行山形事務所は最新の金融経済概況を発表し県内の景気について12カ月連続で「持ち直している」という判断を継続しました。

日銀山形事務所によりますと県内の景気について「一部に弱めの動きがみられるものの持ち直している」という基調判断を12カ月連続で据えおきました。

需要項目別では生産の判断についてスマートフォンや自動車等で使用される電子部品や医薬品の生産が増加していることから「持ち直している」に上方修正しました。

公共投資は去年夏の豪雨災害からの復旧工事が本格化していることから「大幅に増加している」としています。

先行きについて川村憲章所長は「海外経済の不確実性が高い中で経済の好循環が途切れることがないか丁寧に確認したい」とコメントしています。