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村山市の高校生が特製ジャム寄贈 小児がん患者支援

小児がん患者の支援に役立ててもらいたいと村山市の高校生が特製のジャムを作り、県内の支援団体に贈りました。

小児がん患者を支援するNPO法人「山形Make Lemonade プロジェクト」に贈られたのは、村山産業高校農業科の生徒たちが作ったオリジナルのサクランボジャムです。

この団体は、県内各地でレモネードを販売し、その売り上げの一部を小児がんの研究費として寄付していて、現在はその傍ら、患者のケアで忙しい家族に対する食料支援も行っています。

今回のジャムも食料支援のうちのひとつとして寄贈され、生徒たちが校内の畑で育てたサクランボを使って作られました。

団体を通して患者の家族のもとに届けられるということでこんな工夫も施されています。

こちらのジャムのこだわりは、1人1人生徒のメッセージがついているんです。

思いのこもった温かいジャムになっています。

私たちの作ったジャムが小児がん支援という形で寄付されることによって、ただ単に作っているだけじゃなくて、子供たちへのメッセージが肌で伝わればいいなと思う。

「家族の方も甘いジャムでホッと一息つけるような時間を。もしお子さんも食事制限がなければ一緒に同じジャムをパンにつけて食べるあたたかな時間を過ごしてもらえたら。」