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山形市 鏡餅づくり 新年準備 着々

こちらも新年に向けた準備です。

「今年も残すところ1カ月。こちらでは正月の飾り物、鏡餅の製造が、朝から急ピッチで進められています。」

山形市で麺や餅の製造を手がける「城北麺工」では、現在、鏡餅の出荷のピークを迎えています。

1シーズンでおよそ10トンの鏡餅を作り、県内外に出荷します。

蒸しあがったもち米を杵で100回つき、コシと粘りを与えます。

そして、つきたての餅を小分けのパックに詰め、橙を上に乗せれば完成です。

「城北麺工」によりますと、近年の物価高に伴いもち米の価格が上がったことで単価が安く小さいサイズの商品が一番人気だということです。

「日本の伝統文化、伝統食の一つであるので、その形を守りつつ、今の若い世代の方にも楽しんでいただきその形が次の世代の方にも継承されていくように。」

鏡餅の出荷作業は今月上旬まで続き、市内のスーパーなどで販売されます。