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鶴岡市「南銀座 池田」173年の歴史に幕
鶴岡市の中心部でミニデパートとして愛されてきた老舗が、きのう173年の歴史に幕を下ろしました。
最終日は多くの常連客らが詰めかけ閉店を惜しみました。
鶴岡市の南銀座商店街にある「南銀座 池田」は、江戸時代の創業から173年。
衣料品や家具などを取りそろえ、市民らには「ミニデパート」として親しまれてきました。
しかし少子高齢化による時代の変化で売上が低迷し、その長い歴史に幕を下ろすことになりました。
「最初で最後の閉店セールもいよいよ、本日限り。173年間、本当にありがとうございました」
先月7日に始まった閉店セールもきのうが最終日。
最後の営業日を迎えました。
「あ!社長!来たよーじゃあ一緒に。」
次々と常連客らが来店し、従業員と記念写真を撮ったり、昔話に花を咲かせたりして最後まで別れを惜しむ姿が見られました。
「悲しい。」
「(写真撮ってましたが)二度と会えないのでこういう店があったんだなと記録に。感謝しかない。」
そして、いよいよ最後の時・・・。
「最終日にお越しいただいてありがとうございます。ここまで来られたのも地元の地域の皆さんのおかげ。これからもこの地域のために頑張っていきたい。173年間どうもありがとうございました。」
「(シャッター閉まる音)どうもありがとう!またね。」





