きのう山形市の中学校の敷地内にクマが現れたことを受け、周辺ではパトロールの強化や生徒を車で送迎するなど警戒が続いています。

きのう午前6時ごろ、山形市若宮にある山形市立第十中学校で、グラウンドと校舎の間を歩くクマ1頭が目撃されましたが、その後行方は分かっていません。

この事態を受け第十中学校では、けさの登校時、教職員が学校付近に立ち生徒の安全確保にあたったほか、保護者が車で送り届けるなどの対応がとられました。

付近ではきのうから、複数のクマの目撃情報やフンも確認されており、山形市では同じクマとみています。

市や警察では近くにクマがまだ潜んでいる恐れもあるとして、早朝からパトロールを強化し、住民に注意を呼びかけています。