県は今月末までとしていた「クマ出没警報」を来月末まで再び延長すると発表しました。

県によりますと、今年に入ってから今月23日までのクマの目撃件数は2604件で、去年1年間のおよそ8倍にのぼります。

今月だけを見てみても431件と、過去に例を見ない異常なペースでの出没が続いています。

こうしたなか、県は今月末までとしていた「クマ出没警報」を、来月末まで再び延長すると発表しました。

7月3日から発令されていた警報の延長は今回で3回目で、12月中も続くのは初めてだということです。

県や各自治体は不要な果樹の実をもぎ取るとともに、クマが出没しやすい早朝や夜間の外出に注意するよう呼び掛けています。