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鴨そば作りで猟友会の活動に理解

クマのニュースで今年よく見聞きするようになった猟友会。
その活動について学んでもらう催しが村山市で開かれました。

子どもたちが触っているのは、猟友会がけさ捕まえたばかりのカモです。
このイベントは食を通じて「猟友会」の活動に理解を深めてもらおうと
村山市猟友会が初めて実施しました。
命の大切さを間近で感じてもらうため
羽をむしりとる作業から解体まで全て自分たちで行います。
【子ども】
「ちょっとかわいそうだけどありがたく頂こうって感じ。」
【猟友会】
「大したもんだ。
 触るのは無理かなと思ったけどだけど
 みんなこうやって頑張って羽むしりをしている。
 未来の猟友会の会員だもんな。

普段、することの無い作業に大人が驚くこともありました。
【大人】
「さっきまで生きていたからあったかいよね。
 この子はもう冷たいかもこの子はあったかいの毛が・・・
 あっ!そっか毛があるうちはあたたかいけど毛をむいたから冷たくなってる。」

その後、参加者はそば打ちも体験して「鴨そば」にして味わっていました。
【子ども】
「精肉コーナーには解体され済みの牛や鶏の肉があるが
 裏側ではあんな作業がされているのだなと思った。」

村山市猟友会は高齢化などにより著しく会員が減少していて、
今回の活動を通して猟友会に興味を持ってもらい、
若手人材の確保にも繋げていきたいと話します。
【村山市猟友会早坂和芳会長】
「命の大切さそれを頂く。
 スーパーから買う肉も同じだということを感じてもらえればありがたい。
 将来興味を持ってハンターになってもらえたらうれしい。」

猟友会では来月6日、市内の小学校で野生動物の研修会を開く予定です。