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山形で令和の百姓一揆
「農業守ろう!農業守ろう!」
日本の農業の危機的な状況を訴えるデモ行進
「令和の百姓一揆・やまがた」が山形市で行われました。
「令和の百姓一揆」は農家の所得の低さや後継者不足など、
日本の農業の危機的状況について理解してもらおうと
今年3月に都内で始まり、その後全国に広がっています。
【令和の百姓一揆・やまがた実行委員会山口ひとみ共同代表】
「皆さんの思いが一緒になって豊かな食の山形の未来を開いていきたい」
今回、県内では初めての開催となり、農家などおよそ300人が参加しました。
トラクターや軽トラックとともに、山形市の嶋遺跡公園の周辺およそ2キロを行進。
農家への所得補償や持続可能な農業への理解を訴えました。
「限界超えてる農家を守ろう!山形産のおコメを食べよう!」
【参加者 コメ農家(新庄市)】
「後継者不足はこれからも続くと思うのでその心配はある
農家(の存在)は当たり前だと捉えられるかもしれないが
実際はそうではないということを訴えるにはいい機会だった」
参加者の中には農家だけでなく、多くの消費者の姿もありました。
【参加者 消費者(山形市)】
「子どもたちが将来的に安全な物を食べ続けるためには
作ってくれる人がいないことには継続出来ないので
消費者側も出来ることを微力ながらやっていきたい」
実行委員会は今回の取り組みを山形の農業と食を守る第一歩として、
今後も継続していきたい考えです。
【令和の百姓一揆実行委員会菅野芳秀代表】
「単なる一回だけの一揆ではなくこれから連続して
山形でも行っていく日本という国の作り直し運動を
農の観点から呼びかけていきたい」
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