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朝日町 県産リンゴ「ふじ」の収穫が最盛期

朝日町では県産リンゴの主力品種「ふじ」の収穫が最盛期を迎えています。

クマの出没が相次ぐ中、今年は別の野生動物も農家を困らせています。

「こちらの木に沢山実っているリンゴのフジが最盛期を迎えています。朝露に濡れてきらきらと輝いていますね。」

朝日町にある幸作りんご園では、甘くて味が濃いことが特徴のリンゴ、「ふじ」が旬を迎えていて、きょうから収獲作業が始まりました。

ことしは猛暑や水不足の影響で小玉傾向となりましたが、収穫量や糖度も平年並みでおいしいリンゴが出来たということです。

しかし、今年はある異変が起きています。

(こっちに)来るんじゃないかっていうぐらい、イノシシ、来ます。

佐藤さんの園地では、ことしに入ってから園地にイノシシが出没するようになり、地面を荒らす被害が増えたということです。

「このくらいからそこで撮った感じ。近くで撮影できるほど、来ている感じはことしが一番です。人に慣れている感じなのかあんまり警戒心はかなり薄いような。」

リンゴに直接的な被害はありませんが、地面が荒らされたことで機械のタイヤがはまってしまうなど、収穫作業に影響が出ています。

「イノシシも攻撃してくれば重さや大きさもあるので、いざ向かってこられたらと思うと、多少は(怖いと)思っています。」

佐藤さんは、早朝の収穫作業を控えたり、複数人で行動したりするなど、対策を心がけていて、今シーズンは野生動物に注意しながらの収穫が続く見込みです。