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山形空港と庄内空港の機能強化を 吉村知事会見

吉村知事は山形空港と庄内空港の機能強化を目的とした検討会議を設置したことを発表しました。

定例会見で発表されたのは空港の機能強化検討会議の設置です。

会議では県内外の大学教授や航空会社、それに各自治体の担当部局らが集まり、山形空港と庄内空港に必要な、新たな機能の内容や、その実現方法を話し合います。

2027年3月までに両空港の将来ビジョンの取りまとめを目指していて、滑走路延長も視野に入れています。

「将来に向けて滑走路を延長して防災拠点としてもインバウンドなど様々な点で山形県にとって必要な機能強化である。」

最初の検討会議は今月27日に実施される予定です。

また、日中関係の悪化から中国が日本への渡航自粛を呼びかけていることを受け、吉村知事は県内の観光業への影響について言及しました。

県内の宿泊施設など観光事業者に聞き取りを行ったところ、現時点で香港や中国人観光客からのキャンセルや問い合わせなどは無く影響は出ていないということです。

「観光でたくさんの人たちに来てもらっていることもあり、そういう点では心配している。早期に(事態が)沈静化してほしい。」