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「スクールタクシー」導入でクマ対策
こうしたクマへの対応が求められる中、山形市の小学校では児童をクマから守るための新たな取り組みが始まりました。
蔵王第二小学校の地区では今年7月通学路にクマが出没し、児童の登下校の安全確保が課題になっています。
9月にがおこなった登下校のアンケート調査の結果、地域住民や保護者で構成される「蔵王地域交通検討会」は子どもたちをタクシーで家に送る「スクールタクシー」の実施を決めました。
「スクールタクシーの利用を希望する人は、相乗りでそれぞれ自宅まで帰ります。仕事の都合などで送迎が難しい保護者にとっては安心な施策です。」
初日のきょうは8人の児童が利用し、5人乗りのタクシーで下校しました。
「クマは襲われたら怖いと思う。送ってもらえると安全に家まで帰ることができるので良いと思う。」
料金は地域住民などから集めた寄付金を使用しています。
「クマに出くわすことが無い点が一番(の魅力)だと思う。安心感と保護者のみなさんの送迎負担が少しでも減らせることができるところが一番の魅力だと思っている。」
今回の実証運行は28日までおこなわれ、利用した人たちのアンケート結果やクマの状況を踏まえて、継続について判断します。
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