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鶴岡市 献血ならぬ献便

鶴岡市では便に含まれる腸内細菌を活用した新たな医薬品開発を目指し献血ならぬ献便が行われています。

この取り組みを推進しようと地元企業と「献便推進協定」が締結されました。

腸内細菌の研究に基づいた医療などを推進する「メタジェンセラピューティクス」は今年4月に鶴岡サイエンスパーク内に専用のトイレを設置。

「腸内細菌ドナー」が定期的に便を提供しています。

抽出された腸内細菌は、潰瘍性大腸炎などの病気に対する薬の研究・開発に役立てられます。

今回、この会社と鶴岡市で自動車販売などを行っている大山ボデーが献便推進協定を結びました。

企業との連携により従業員から便を提供してもらうほか腸内環境のセミナーを開催するなどして健康意識の向上が期待されています。

「連携していただけるちょうむすびパートナーの皆様には社員が献便しやすいような環境を作る。各社でやっていただける範囲で連携させてもらいたい。」

「社員の健康への意識が高まれば良い。この地域が豊かなになり誰かのために力を発揮できる会社、市、地域になっていければ良い。」

メタジェンセラピューティクスでは今後も企業連携のパートナーを増やし、年間、2000個以上の便を集めたいとしています。