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山辺高校の生徒 1人暮らしのお年寄りへ手作り弁当

山辺高校の生徒たちが、1人暮らしのお年寄りへ思いを込めた手作り弁当を届けました。

山辺高校・食物科では、毎年、春と秋の2回、町内の一人暮らしの高齢者へお弁当を作っています。

「おにぎりに見えるこちらの料理、実は、ジャガイモ餅なんです。生徒たちは、お年寄りが喜ぶ姿を想像しながら一生懸命作っています。」

今回のテーマは『秋彩~実りの恵みと秋の香り』。

あさりや銀杏を使った『いちょう飯』や、町内で採れたサツマイモとレンコンを使った2色団子など、合わせて15品が詰まった秋の香り漂う豪華なお弁当です。

「秋の食材を使ったり、いろどりをオレンジや茶色でまとめたところがこだわりのポイントです。温かい気持ちを届けたい。高校生が作っているものなので、高校生の元気を少しでも高齢者の方に受け取ってもらえるような温かいお弁当にしたい。」

「自分の大切な人にむけて作ることを意識した、自分のために頑張ってくれたんだなという温かい気持ちが伝わればいいなと思う。」

料理を盛り付けた生徒たちは、息つく間もなく、配達の準備に取り掛かります。

お弁当は地区の民生委員などを通して、高齢者およそ200人に届けられ、生徒たちも自ら手渡しました。

「優しいご飯だね、一人暮らしだから、楽しみに待っている勉強して、いろいろ栄養も考えて作ってくれるんだな。」

山辺高校では、来年春もお弁当を届ける予定です。