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イカ加工品の産地について不適正表示
イカの加工品を製造・販売する酒田市の会社が、国産と表示して外国産のイカを混ぜた商品を販売していたなどとして、県から指導を受けました。
指導を受けたのは、酒田市船場町に本社を置く「山形飛鳥」です。
県によりますと、東北農政局などと合同で山形飛鳥に対し食品表示法に基づく立ち入り検査を行いました。
その結果、イカの加工品の産地などについて不適正な表示をし、少なくとも2023年9月から今年6月までに59商品、47万個余りを新潟県の関連会社に販売していたことが分かりました。
商品にはアルゼンチン産の「アルゼンチンマツイカ」を混ぜていたにも関わらず、原材料には「イカ(国産)」や「するめいか」などと表示していたということです。
【県の担当者】「酒田港沖も含めてスルメイカの漁獲量が減っていて(山形飛鳥は)受注に対してスルメイカが足りない中で注文に応じざるを得ないというところで別の種類のイカを入れたと証言を確認している」
県は速やかに表示の点検を行うほか、チェック体制の強化など、再発防止策を講じるよう指示したということです。
また、県内の海産物の加工業者に対し注意喚起のメールを送り、適正表示の徹底を図るとしています。
県による産地の不適正表示に基づく指導は2013年以来、8件目です。
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