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11月11日は「鮭の日」 舟形の小学校でサケ給食

きょう11月11日は「鮭の日」です。

これに合わせて、舟形町の小学校では地元の川に遡上してきたサケが給食で提供されました。

サケの漢字を分解すると「十一」に見立てられることから、11月11日は「鮭の日」と言われています。

舟形小学校では、「鮭の日」にちなんで毎年この日の給食にサケが登場しています。

今年は、地元の食文化を知ってもらおうと、初めて小国川漁業協同組合がサケを無償で提供しました。

【高坂瑠奈アナウンサー】「きょう給食で提供されているサケは、舟形町を流れる最上小国川などを遡上してきたサケです。このサケは今の3・4年生が年長さんの時に、自分たちの手で放流しています。」

3・4年前に放流した時は、5センチほどの大きさだったサケが、60センチ前後の大きさまで成長。

子どもたちはサケの成長に驚きながらも嬉しそうに味わっていました。

【児童インタビュー】「おいしい。どんどん大きくなっていくのすごいと思う。」「あまい。(放流した時のサケは)手のひらの大きさくらい。(大きくなって)ビックリした。」「無料はありがたい。少しずつ味わって食べたい。」

小国川漁業協同組合によりますと、地球温暖化の影響で水温が高くなっていることから、今年は現時点で180匹ほどしか戻っていない状態で、去年よりも500匹以上少ないということです。

【小国川漁業協同組合 伊藤欽一代表理事組合長】「きょうサケを提供して本当に良かったなと思った。舟形町はアユでは知られているが、サケの文化は知らない人が多いので、この機会に小国川でもサケが遡上してサケがとれることをできれば知ってもらえれば大変うれしく思う。」