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秋の火災予防運動 普段できる火災予防と対策

きのうから秋の火災予防運動が展開されています。

山形市ではことしに入り建物火災で6人が犠牲になっています。

普段の生活でできる火災予防と対策について聞いてきました。

「例年の傾向から寒い時期に建物火災による死亡事故が増えやすくなる。特にストーブなどの暖房器具の取扱いに注意してほしい。」

今月4日、山形市宮町で住宅が全焼する火事があり、焼け跡からこの家に住む男性の遺体が発見されました。

ことし建物火災による死者は6人と、ここ10年で最も多く山形市消防本部も危機感を感じています。

「まさに緊急事態と言えるような状態だと思っている。」

市消防本部によりますと、建物火災の原因としてストーブやコンロなどが多く、これからの時期は特に暖房器具の使用方法を考えていく必要があります。

「暖房器具を使って洗濯物を乾燥させるなど取り扱いに十分注意してもらいたい。」

こちらはストーブの上で洗濯物を干している映像です。

落下し煙が出た後、炎が出ているのが分かります。

他にも、石油ストーブの電源を切らずに給油したことで、火災が起きるケースもあるようです。

「適切な方法で適切に使用する」。

当たり前のことが自らの命を守ることにつながると話します。

「少しの注意で火災は予防することができるので、ちょっとした心構えをお願いしたい。」