YTS NEWS

News

県産リンゴ「ふじ」の出来栄えを確認する立木審査会

間もなく収穫が本格化する県産リンゴの主力品種「ふじ」の出来栄えを確認する立木審査会が東根市で開かれました。

この立木審査会は、東根市内の若手農家のグループが栽培技術や品質の向上を目的に毎年開いています。

きょうは、JAの職員や生産者らおよそ30人が参加。

市内10の園地を回り、ふじ特有の縞模様がはっきりと出ているかや、実の大きさが揃っているかなどを審査していきました。

「花芽の状態は悪くないと思う。」

今年の「ふじ」は夏の高温と雨不足の影響で小玉の傾向ですが、例年よりも糖度が高くなっています。

また、9月も気温の高い日が続いたことで着色に遅れが見られましたが、ここ最近の朝晩の冷え込みで色づきが進んでいるということです。

「(立木審査会を通して)他の畑で上手くいった点や失敗した点を全部見た上で、来年に生かすための情報共有をしていきたい、最後の仕上げよりおいしくするための仕上げをやっているのでぜひたくさん食べていただきたい。」

東根産の「ふじ」は、今月20日ごろに収穫のピークを迎える見込みです。