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山火事が発生した秋葉山 復興に向けた植樹作業
去年、大規模な山火事が発生した南陽市の秋葉山で、復興に向けた植樹作業が行われました。
去年5月、南陽市の秋葉山で発生した山火事は、鎮火までに9日を要し、焼失面積はおよそ122ヘクタールと県内では過去最大規模の被害となりました。
「こちらが秋葉山で最も焼け方が激しかった一帯です、発生からおよそ1年半が経ち、焼けた木々の伐採も終わってようやく植樹が始まりました。緑の山の復活に向けた第一歩です。」
南陽市と「イオン環境財団」が開催した植樹作業には、吉村知事や白岩南陽市長を始めとした関係者と県内外から集まったボランティアなどおよそ170人が参加しました。
植樹が行われたのは、立ち木や地表など全てが焼けた「全層焼失エリア」。
参加者は秋葉山の再生への願いを込めて、ヤマザクラやイチョウなど合わせて1000本の苗木を植えていきました。
「(秋葉山は)なくてはならないもの、これからまた元に戻ると思うと自分も頑張ろうと思える木と一緒に。」
「(当時)木が徐々に焼失していくのを見ていて、とても悲しい気持ちだったが新しい木々が増えていくことがとてもうれしい。」
今後、焼けた範囲を3つのエリアに分け、市や国の関係団体などがそれぞれの担当エリアについて再生に向けた計画を進めていくということです。
「(再生には)数十年ひょっとしたら百年単位で必要かもしれないが、市民の力で数百年先の子々孫々に向けて大切に再生し守っていきたい。」
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