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鶴岡市 月山高原牧場で和牛の放牧が終了

牛も冬支度です。

鶴岡市の月山高原牧場では、和牛の放牧がきょうで終了し、大きく育った牛がそれぞれの牛舎に帰りました。

「モー」

ここ鶴岡市羽黒町の月山高原牧場には、今年5月から庄内の畜産農家が育てた繁殖用の黒毛和牛などおよそ120頭が放牧されていました。

これから冬を迎え、牛の餌となる牧草が育ちにくくなるためきょうから順次、放牧を終えます。

担当者は半年間の成長を確かめるため牛の体重や胴回りなどを測定していました。

「574(キロ)」

およそ半年間の放牧で体重は平均で50キロほど増えて帰るということです。

「例年通り大きな事故もなく年間、経過した。生育も隔たりもない。」

牛舎に帰すため畜産農家がトラックに乗せようとしますが、牧場の居心地が良いのか中には足を動かさない牛もいて、名残惜しそうに牧場を後にしていました。