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「やまがた地鶏」ひな34羽がクマに食い荒らされる

突き破った金網の穴から顔をのぞかせているのはクマです。

小国町で県のブランド地鶏「やまがた地鶏」がクマに食い荒らされる被害がありました。

10月21日午前2時半ごろ、小国町叶水にある渡部要一さんの鶏舎にクマが侵入。

飼育していた「やまがた地鶏」のひな36羽のうち34羽が食い荒らされました。

このひなは自家用として、10月10日に購入し、19日に鶏舎に入れたばかりでした。

体長1.5メートルほどのクマは、鶏舎の金網を破って侵入し、15分ほど動き回ったといいます。

この鶏舎がクマの被害に遭うのは、3回目です。

【渡部要一さん】「今回でやっと今まで被害に遭ったのがクマであったと初めてわかった。カメラつけていたから。(狩猟期間が)今は11月からだが、10月からの猟期にしてもらうと助かるな。猟友会も少なくなっているから、期間を長くしてもらったら。(クマが)来なくなるのでは。」

また、最上町向町では午後1時半ごろ、体長50センチほどのクマが、近くの住宅の小屋に入り込み、現在も居座っています。

現場はJR最上駅から250メートルほど離れた住宅街で、現在、箱ワナを仕掛け、捕獲を試みています。