YTS NEWS

News

生産量日本一のラ・フランス、天童市で出荷式

山形県が生産量日本一を誇るラ・フランスの出荷式が天童市で行われました。

【麩山優月アナウンサー】「なめらかな舌触りと芳醇な香りが特徴のラフランス。ことしは夏に晴れの日が多かったことから、甘く仕上がったということです。」

式には、天童市やJAの関係者およそ60人が出席、テープカットをして初出荷を祝いました。

JAてんどうによりますと、ことしは猛暑や水不足の影響で小玉になったことや実のつきが少なかったことなどから、去年より2割少ないおよそ1400トンの出荷を見込んでいるということです。

いっぽうで糖度は平年並みに高く「みずみずしく、食味は良好」としています。

式のあとラ・フランス10トンを乗せたトラックが、さっそく関東・関西方面に向けて出発しました。

【天童市農協 果樹部会寺岡祐 なし部長】「どういう対策をとったらいいのか、どういう動きをしたらいいのかを常々考えながら栽培に向き合ってきたので、きょうこの出発式という形で迎えられたのはすごくうれしいことだと思う。ことしは充分糖度が乗っているので、少し早く切ってしまってもおいしく召し上がれるかと思う。ぜひ皆さん手に取っていただけたら。」

今シーズンのラ・フランスは、10月28日に販売開始を予定しています。