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天童市の小学生が「測量」を体験
天童市の小学生が「測量」の技術を使い、校庭に大きな地上絵を描きました。
「明治時代から使われていたとされる測量道具を使い、校庭に大きな校章を描いていきます。初めての体験に子どもたち真剣な表情です。」
この出前授業は、県土地家屋調査士会が子どもたちに測量の面白さを知ってもらおうと、毎年実施しています。
きょうは、天童南部小学校の6年生81人が参加。
デジタル化により現在はほとんど使用しないという平板測量の道具で目標の場所に鋲を打っていきます。
「意外と難しい。色々みんなで協力して、サイズ測ったり、ここずれてるよと合わせるのが楽しいです。」
児童たちは調査士から測量の仕方を学び、協力して線を引いていきます。
そして作業開始から1時間後、校庭に縦・横50メートルの大きな地上絵が完成しました。
「(校章見てどう?)嬉しい。」
「もみじみたいな葉がポイント。自分なりにうまくできた。」
「みんなで協力して微調整しあってできた。みんなの努力の結晶だと思う。思い出として記憶にも残したい。」
体験後に児童たちが夢中になっていたのが、「境界線カプセルトイ」。
土地の境界を示すために実際に使われる印がキーホルダーになっていて、測量について身近に感じてもらおうと今年初めて製作されました。
児童たちは、楽しみながら測量への学びを深めました。
出前授業は、来年以降も行われる予定です。