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東武鉄道8000系 車両の展示 始まる

蔵王に新たな観光スポットの誕生です。

実際に運行していた列車の展示が始まりました。

紅葉狩りシーズンを迎える蔵王のふもとに登場したのは、橙色に輝く東武鉄道8000系の車両です。

全長は、2両合わせておよそ40メートル、1982年からことし7月までの43年間、実際に東京の路線で運行されていた車両です。

蔵王ロープウェイ「蔵王山麓駅」の駐車場ではセレモニーが開かれ、地元の観光関係者らが一般公開を祝いました。

車内はつり革からシートまで走っていた時のまま。

座席に腰かけると綺麗な蔵王の紅葉が見える。

これからのシーズンは雪化粧した蔵王も車窓から楽しめそう。

観光客にロープウェイの待ち時間も楽しんでもらいたいと展示を実施。

車両は3日間かけて東武鉄道の車両基地から運び出されました。

「蔵王までよくこの電車を持ってこられたなと。電車をこのように活かせるのはすごく良いこと。」

「格好良い。」

「車両の周りを見てもらったり、中を歩いたりして(待ち時間などを)過ごしてもらいたい。蔵王には御釜や樹氷、温泉と目玉があるけれど、プラス電車という形になってほしい。」

蔵王ロープウェイでは今後、車両を活用したイベントも開催していく予定です。