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海外の映画関係者が山寺に 中学生が英語でガイド

山形国際ドキュメンタリー映画祭で県内を訪れている映画関係者たちが山寺を観光しました。

ガイドを務めたのは地元の中学生です。

「中学生たちはすべて英語を使って山寺の魅力を伝えていきます。」
「welcome to Yamadera!」

この取り組みは、生徒たちの郷土愛をはぐくむことや、社会貢献を目的に2005年から行われています。

きょうは地元の山寺中学校と、蔵王第二中学校の生徒合わせて14人が参加。

5つの班に分かれて外国人の監督やスタッフら20人に山寺の歴史や見どころを英語で紹介していきました。

これまで生徒たちは山寺を英語でガイドする「ヤマデランズ」の手ほどきのもと山寺の魅力が伝わる案内の仕方などを練習してきました。

こちら「芭蕉像」の前では楽しんでもらうためのこんなガイドも。

「閑さや岩にしみいる蝉の声。」

生徒の英語によるガイドを受けた海外の映画関係者は・・・。

「外国人と一生懸命コミュニケーションをとろうとしている姿勢がとてもよかった。」

「若い人たちが歴史に興味を持ち、歓迎されていると感じられるのは素晴らしいことです。」

「自分なりの身振り手振りを練習通りにちゃんと伝わるように出来たと思う。」

「ちゃんと笑ってくれたりうなずいてくれたりして嬉しかった。」

一行はガイドを受けながら石段をのぼり、生徒たちと一緒に五大堂から見る秋の絶景を楽しんでいました。