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弾道ミサイル想定 避難訓練

弾道ミサイルの発射を想定した訓練が金山町で行われ、参加した住民が緊急時の避難行動を確認しました。

国や県、町が共同で行った訓練には、金山中学校の生徒や職員、地域住民など、およそ150人が参加しました。

訓練は、外国から弾道ミサイルが発射され、県内に飛来する可能性があるという想定。

発射から5分後にはJアラートが発表され、参加者は避難場所となる地下通路などに移動します。

「こちら屋外にいた生徒や住民は道路の下にある安全な場所に避難しています。頭を隠して万が一に備えます。」

また、教室にいた生徒は、窓からできるだけ離れたところに移動し、机の下に潜って安全を確保していました。

「午後1時37分、ミサイルの迎撃が成功したとのアナウンスが入りました。ミサイルが発射されたと分かってから時間にしてわずか7分。迅速な行動が鍵となります。」

国によりますと弾道ミサイルは、発射から10分もしないうちに到達する可能性があるとということです。

「もしミサイルが飛んだ時どこにいるかわかりません。自分がいかに行動をして身を守ればいいのかというのを自分で考えて行動しなければならないということを頭に入れておいてもらいたい。」

また、ミサイルが着弾した場合、爆風や破片などで身体に大きな被害を受ける危険もあります。

近くに建物が無い場合は地面に伏せ、頭を守る行動が重要だということです。

「私たちは今回トンネルの方に避難したが頭を守ってじっと座って待ってることに緊張した。ミサイルが来るという放送が来たときはとにかく静かに放送を聞いて落ち着いて行動することを伝えたい。」