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クマの目撃 相次ぐ 身を守るには?
市街地でのクマの出没が後を絶ちません。
クマから身を守るにはどうすれば良いのか専門家に聞きました。
「近くには住宅や小学校もあります。」
午前1時25分ごろ山形市泉町の路上でクマ1頭が目撃され、近くにある山形市立東小学校は保護者に、登校する児童の送迎を呼びかけました。
さらに泉町の目撃場所から北に1.2キロ離れた印役町の堤防でも同じ個体とみられるクマが目撃されました。
クマはその後、川の上流へ向かったということです。
「妻からは犬の散歩は控えるようにいわれている。冬眠するまで心配。」
いつ、どこでクマに遭遇してもおかしくない状況が続く県内。
飯豊町では10月13日、人的被害もありました。
「(襲われたとき)頭だけは気をつけてと言われていたので守った。いきなり来たので尻もちをついてしまった。」
遭遇したクマから身を守るためには、どう対処するのが良いのでしょうか。
「とにかく落ち着いてゆっくり後づさりしていって、クマとの距離を保つ。クマも人間も安心できる距離まで下がっていったら、クマの方から自然によけていってくれることが期待できます。」
距離をとることが難しく、クマに襲われた場合は。
「首をおさえて、うつぶせになる。丸まってもいいですし、足を広げてぺたっとなってもいいです。レスリングとか柔道でひっくり返されないようなポジションのように足を広げて踏ん張ってもらうのがいいのかなと思います。」
大西さんは、来年以降もクマの出没が減ることはないと考えていて、今後も対策を徹底する必要があると訴えます。
「どこに出てきてもおかしくないという風に気持ちを切り替えていただいて、常に対策をとっていただきたい。」