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戦後80年 県戦没者追悼式

ことしは戦後80年の節目の年です。

東根市で県戦没者追悼式が開かれ、遺族らが平和への誓いを新たにしました。

追悼式には、県内の戦没者の遺族らおよそ570人が参列しました。

式では吉村知事が式辞を述べた後、県遺族会の冨澤善右衛門会長が追悼の言葉を述べました。

「今私たちが当たり前のように享受している平和と豊かさは戦争で亡くなられた多くの尊い犠牲の上に築かれていることを決して忘れてはなりません。」

そして、参列者が献花台に花を手向け、戦没者の冥福を祈りました。

その後、東根市立第二中学校の石山千紘さんが「平和の作文」を読み上げました。

「一人の中学生として強く強く願います銃を握るのではなく手と手を握りあってほしい握手をしてほしいと。」

終戦から80年。

遺族の高齢化も進む中、参列者は平和の尊さを次の世代につないでいく決意を新たにしていました。