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庄内 児童相談所で虐待事案

県は、庄内児童相談所の一時保護所の男性職員が、保護している子どもの頭を叩くなど虐待を行っていたことを明らかにしました。

「本来、児童の権利擁護を推進すべき児童相談所においてこうした事案が発生したことについて非常に重く受け止めている。」

虐待があったのは、庄内児童相談所の一時保護所で、虐待を受けている、またはその恐れがある児童などを緊急的に保護する施設です。

県によりますと2025年6月、学習時間中に60代の男性職員が、入所する児童1人の頭を拳で一回叩いたということです。

児童にけがはありませんでした。

「(職員は)様々な学年・学校の児童に一人で対応する中でつい叩いてしまったと(話している)。」

事案の発生後、施設は被害児童の保護者に謝罪し、虐待を行った職員は児童と接しない業務に変更したということです。

また、職員1人で行っていた学習時間の対応を2人体制に変更するなど、再発防止に務めるとしています。