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「米沢牛」150周年記念した競り

「米沢牛」がブランド牛として広く知れ渡ってから150周年を迎えたことを記念した競りが米沢市で開かれました。

きょうは、競りを前に記念のセレモニーを行い、「米沢牛」150周年を祝いました。

記念の競りには、およそ70頭が出品され、1キロあたり「1万10円」で落札されたものが、きょうの最高額となっています。

そして、競りとあわせて行われたのが、牛肉のおいしさの目安を数値化した「MUFA」の測定です。

「MUFA」とは、牛肉の脂肪に含まれる「一価不飽和脂肪酸」の割合のことで、数値が高いほど照りや光沢があり、くちどけが良く、おいしさが感じられると言われています。

測定の結果、「MUFA」の数値が高かった上位3頭の生産者には特別賞が贈られました。

【米沢食肉公社 佐藤康寛 代表取締役】「全国的にもこの味の良さというところがまだ十分に浸透できていないと思うので、それを対外的に外国にも広めていければ。やはり生産者の方々がいないと米沢牛はないので、良い品質のものをしっかり後世に伝えていただきたい。」