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「やまがた紅王」 県が販売基準の見直しを検討へ
サクランボの記録的な不作が続く中、県はデビューから3年を迎えた「やまがた紅王」について、販売基準の見直しなどを検討すると明らかにしました。
県産サクランボをめぐっては、収穫時期の暑さなどにより不作が続いていて、県は主力の「佐藤錦」から暑さに強い「紅秀峰」、「やまがた紅王」への品種転換を進めています。
このうち「やまがた紅王」については出荷基準が2L以上と厳しく、それ以下は「山形C12号」の名前で販売されいますが、市場関係者からは、「名前が良くないため売れない」などの声が上がっていました。
9月26日の県議会一般質問で高橋和博農林水産部長は、こうした販売基準について、見直しを検討すると明らかにしました。
「来年の出荷時期までに生産者や関係団体産地、市場等のご意見をよくお聞きしながら、見直しを検討してまいりたい。」
また、容器となっているダイヤパックについても、「実に傷がつきやすい」などの課題があり、同じく見直しを検討するということです。
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