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山形市の高校生 弁当の新商品のプレゼン発表会

山形市の高校生がスーパーで販売する弁当の新商品を考え、9月18日、そのアイデアを発表しました。

この取り組みは山形市立商業高校の授業「商品開発と流通」の一環で2024年から行われ、3年生77人が参加しました。

生徒たちが考えたのは高橋畜産食肉が展開する山形市のスーパー「moh'z」で販売される弁当の新商品です。

発表会には高橋畜産食肉の大貫俊さんも参加し、班ごとに新商品の案をプレゼンしました。

「私たちが考えた商品がローストビーフ丼弁当です。家族が喜ぶお肉料理でありながら、丼ものなので、手軽に食べられる点が特長です。」

「ソースとかにこだわって2種類のソースを使っていたり、温泉卵をのっけたり、彩りをよくするために緑の野菜を使った。自分の親が飲食店を経営しているので、そういうところにも新しい商品を作るときに活かしていきたい。」

生徒たちは2カ月にわたり「moh'z」の強みや課題を分析。

来店客の年齢層などをイメージした商品のアイデアを次々と発表していきました。

「考えてなかった視点からの商品があって聞いてて面白かった。自分たちが考えたものが形になるっていうのはあまりないので貴重に学んでいけたらと思う。」

2024年は開店直後に売り切れる人気ぶりだった新商品の弁当。

大貫さんは今回のアイデアにも期待を寄せます。

「柔軟なアイデアが多数出ていてこちらも参考になる発表だったと思う。今年は製造数もっと増やして、お客様にもたくさん買っていただけるような体制でやっていきたいと思う。」

発表されたものの中から選ばれた商品はさらに検討を重ね、12月に「moh'z」の店舗で販売される予定です。