サッカーJ2モンテディオ山形は仙台との「みちのくダービー」を前にトレーニングを公開しました。

週末のアウエー仙台でのみちのくダービーを前に行われた公開練習。

強い雨が降りしきる中、多くのサポーターが詰めかけ、トレーニングに励む選手たちに熱い視線を送っていました。

「今週の仙台戦に勝ってほしいと思って来た。（前半戦のダービーは）すごく良い試合だったけれど最後負けてしまったのがとても悔しかったので・・・。」

6月、ホームに仙台を迎えたみちのくダービーでは、点の取り合いの末、敗れたこともあり、サポーターはアウエーでの勝利を熱望します。

「2対1！で勝つ！やはり仙台はホームなのでそれなりのプライドを持って戦ってくると思うので、でも最後は勝ち越してほしい。」

「借りを返しに行くという気持ちで（仙台に）乗り込む。勝つのは当然だけど、山形に良い気分で帰らせてくださいという気持ち。」

トレーニングでは5対5のミニゲームで攻撃面での連携などを確認。

「あー渉！そういうこと！ワタ！」

選手たちは濡れたピッチでも軽快なパスワークからゴールを決め、調子の良さを伺わせます。

古巣対戦となる氣田亮真選手も敵地での活躍を誓います。

「（仙台の）スタジアムの雰囲気は十分分かっているのでその経験を生かして、山形のサポーターに背中を押してもらって自分が一番輝けるような準備をしたい。」

そして、初めて迎えるみちのくダービーを前に指揮官は・・・。

「やはりホームの借りは必ず返したいとチーム、クラブ、サポーター全員が思っているし、本当に強い気持ちで仙台と戦わなければいけない。サポーターの声援を背に我々もしっかり皆さんと一緒に戦って勝利をもぎ取りたい。」

アウエー仙台でのみちのくダービーは20日、午後6時キックオフです。