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山形県の地価調査 27年連続の下落
土地取引の目安となる地価調査の結果が発表され、山形県全体では27年連続の下落となりました。
この調査は、2025年7月1日時点の県内260地点を対象に行われました。
その結果、住宅地、商業地、工業地を合わせた県全体の平均変動率は0.1%のマイナスで、27年連続の下落となりました。
それでは、用途別の状況です。
はじめに、「住宅地」は0.2%のマイナスで、26年連続の下落となりました。
市町村別にみると天童市が2.1%のプラスと最も高い上昇率で、次いで山形市、米沢市などが0.3%の上昇です。
天童市の上昇率が高い理由について不動産鑑定士は、商業施設へのアクセスなど利便性が良く、需要が高まっている点をあげています。
「住宅地」で1平方メートルあたりの価格が最も高かったのは、2024年と同じく、「山形市小姓町」で「8万7200円」でした。
続いて「商業地」です。
全体では0.2%のマイナスで32年連続の下落。
市町村別では、天童市と山形市のみ上昇しています。
最も高かったのは、「山形市七日町1丁目」で、1平方メートルあたり「22万円」でした。
最後に、「工業地」は0.4%のプラスと、4年連続の上昇。
特に天童市、鶴岡市などの上昇率が高くなっています。
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