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「SOSの出し方に関する教育」推進を

県は9月を「自殺対策推進月間」としています。

これに合わせ、県内の自殺の現状や対策について話し合う会議が山形市で開かれました。

会議には医療や教育など各分野の関係者およそ50人が出席しました。

県内の去年の自殺者は156人で、前の年と同じ数だったということです。

また、全国の傾向をみると小中高生の自殺者が増加していて、去年は過去最多となったことが報告されました。

【県の担当者】「全国的な傾向が本県で起こらないとは必ずしも言えないと考えている。児童生徒の自殺予防に向けた心の教育の推進を進めているので引き続きこの取り組みを推進していく必要がある」

県では、子どもたちがどのように周りに助けを求めればいいかを学ぶ「SOSの出し方に関する教育」を進めていて、2027年度には県内全ての公立校での実施を目標にしています。

また、県では電話での専用窓口のほか、LINEを使った相談も受け付けていて、推進月間の9月は受付時間を延長しているということです。