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児童が育てた野菜を動物園に寄付
県内唯一の動物園に、地元の子どもたちが自ら育てた野菜を動物に食べてもらおうと寄付しました。
河北町児童動物園を訪れたのは、溝延小学校の3年生14人です。
動物たちに食べてもらおうと持ってきたのは、学校の畑で収穫した立派なスイカと緑ナスです。
【リポート】「こちらの動物園に寄付された野菜。こどもたちが作ったものなんです。」
これらの野菜は、児童らが3カ月ほど前から自ら栽培しました。
【インタビュー】「動物たちにおいしく安全に暮らせるように、食べてもらいたいと思って育てました。」「お金があまりないということでエサを届けたい、(野菜を)育てたいみたいな感じになりました。」
これは、児童たちが入場無料で運営している動物園について学習する中で、地域の人たちが、エサとなる野菜を寄付していることを知り、自分たちも動物園を応援しようと今年初めて取り組みました。
園にとってエサにかかる費用は悩みの種で、今年は暑さや物価高でさらに厳しい状況となっています。
【インタビュー】「楽しそうに食べてて良かった。」「シカに食べてもらったのも嬉しいし、味見で自分たちも食べてもおいしかったので、シカもおいしかったんだろうなというのがわかりました。」
今回寄付された野菜は、毎週末行われているエサやり体験に活用されるということです。
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