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「大峠トンネル」で防災訓練
山形県米沢市と福島県を結ぶ「大峠トンネル」で車の事故を想定した防災訓練が行われました。
車両のドアをこじ開ける消防隊の特殊機材。
実践さながらの訓練が行われたのは、米沢市と福島県・喜多方市にまたがる「大峠トンネル」です。
訓練には山形・福島両県の消防や警察などおよそ90人が参加しました。
山形県側のトンネル入り口付近で乗用車同士が衝突し1台が炎上、残る1台の車内に負傷者が2人が閉じ込められたという想定です。
訓練では両県の関係機関が道路を封鎖する手順や救急活動での連携などを確認していました。
「喜多方市とはトンネルが数多く隣接している。関係性を強化しながら訓練を通じて災害対応に当たりたい。」
「大峠トンネル」では一年間におよそ95万台の往来があり、開通した1992年から2025年3月までに30件の事故が発生しているということです。