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松枯れ防止へ 「ドローン」使用
鶴岡市で害虫による松枯れの被害防止に向け、「ドローン」を使った薬剤散布の研修会が開かれました。
研修会には国や県、それに庄内地域の自治体職員など、およそ80人が参加しました。
9月4日は、松枯れ被害を防ぐため全国で指導を行う専門家の団体「日本松保護士会」のメンバーが講師となり、ドローンによる薬剤散布の実演が行われました。
これまでの無人ヘリコプターに代わる散布方法で、騒音などの問題がなく数年前から注目されている新しい技術です。
「新しい手法を取り入れて今後の対策に生かしていければ良い。」
庄内地域では、海岸沿いの松林で害虫による松枯れが多く確認されていて、2024年3月現在、民有林の被害は10万7000本余りにのぼります。
「薬剤散布は今までは大量の金額がかかると言われていたが、実際は薬剤量が少なく時間が短かったり、適量で薬剤散布が出来るようになった。」
庄内地域の自治体では今回の技術を取り入れ、被害防止につなげたいとしています。
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