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収穫の秋 山形県大江町の中学生が稲刈りに挑戦

連日、夏のような暑さが続く県内ですが、「収穫の秋」を迎えています。

大江町の中学生が稲刈りに挑戦しました。

「親指は絶対上ね。鎌は引っ張る。」

大江中学校では食育の一環で2018年から生徒たちが米作りを体験しています。

9月4日は、1年生58人が農協青年部らの手ほどきを受けながら作業に取り組みました。

「夏の暑さにも負けず、子どもたちは自分たちで植えた稲を刈り取ります。皆さんの表情は真剣そのものです。」

黙々と刈り取る子どもたちの額には汗が光っていました。

「少しは上手になって一発で切れるようになった。(コツはある?)力を集中すること。やっぱり農家はすごいなと思った。」

「切るのもまだ慣れていなくて難しいけど、みんなとやれて楽しいので良い思い出だなと思う。」

きょう刈り取った稲「山形95号」は、猛暑の影響で収穫時期が例年よりも5日ほど早まりましたが、品質は良好だということです。

収穫したコメは、11月以降の給食で味わう予定となっています。

「極端な気候状況が続いているので、農業の大変さ・難しさ・重要性などを子どもたちに伝えられたかなと思う。手塩にかけたお米を給食で食べた時に、おいしいと実感してもらえると我々青年部もとても嬉しい。」